10社の事例を、一件約20ページ程度のボリュームでまとめたもので、顛末が丁度良い分量で綴られています。詳細に解説された本が出版されているような事例もありますが、一時期流行った、あらすじ本、要約本のように効率よく要点を知る上では、非常に価値があります。
倒産の原因も著者の分析で解説されているのですが、まずい対応も倒産の事実も結果論なので、実際同じ立場ならその状況に気づけるか、気づいたときに回避できるかというのは別問題ではあると思いますが、一時は高成長企業としてもてはやされた企業の事例が多いだけに、おごりと過信に陥らず、謙虚に現状を分析する能力が必要である事を、あらためて感じました。
なんでも試行錯誤して改善されていくものなので、失敗に学ぶというのは、非常に為になると思います。先人にならい、同じ轍を踏まないようにするのは、経験を継承できる人間の最大の強みであるので失敗に学ぶ本をもっと読みたいですね。











