2005/12/26

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

タイトルのうまさと、値段と、厚さで非常に気軽に読めるため良く売れていると思われる本。今年最大のベストセラーではないでしょうか?

最近、光文社新書を何冊か読んだことと、多くの人が読んでいるので、読んだこと無いというのも少し恥ずかしいかなという変な動機で読みました。

おかげで、ベストセラー物は大抵人よりかなり遅れて読み始めます。

ただ、私のような人がいるから好循環でベストセラー&ロングセラーになるんだろうなんて事を思いました。

問題の内容はというと、数字嫌いの会計入門という事だが、帳簿嫌いのビジネスモデル入門と言ったほうが正しい感じ。

ほとんどの事例は、どこで儲けを出しているのかといった切り口で展開されており、その仕組み自体がかなり興味深い。

いわゆる種明かし的にストーリーが進むため、読み進めるのが楽な上、事例毎に話を切り替えてくれるので、リズム良く読む事ができます。

各事例の結論には、それはどうだろうと言われているものも少なくないですが、2時間も掛からず読める上、値段もそれなりですし、ベストセラーなので一般常識や話のネタとしてもお手頃でお勧めできる本だと思います。

さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

2005/12/18

プロ経営者の条件

グッドウィルグループを作り上げた、折口雅博氏自らの生い立ちや、グッドウィル創業に至る経緯、介護事業に対する自らの考えや哲学を紹介しています。

個人的には、グッドウィル創業期の苦労やエピソードの話を読みたかったのですが、それらの部分はほんの一握りで、ほとんどは介護やコムスンに関する内容でした。

内容の良し悪しは別として、想定通りの期待はずれということで少し残念。この部分は私の本を選ぶ目がないと言う事に尽きます。

読み終わってみると、自伝的な内容というよりも、コムスンの顧客&見込み客向けのPRのような印象を受けました。

「プロ経営者」の条件

2005/12/13

渋谷ではたらく社長の告白

サイバーエージェント創業前から現在までを扱っています。

いわゆる起業家物の王道的な内容で、創業期、躍進期、停滞期、現在といった読み応えのある内容です。

内容は飾ったところは全くなく、宣伝用の表向きの発言ではない、苦労や失敗、反省、いいかげんさや甘え等を素直に著していて、続きがどんどん読みたくなるような面白さがあります。

サイバーエージェントは創業期から非常に注目されていて、話題に事欠かない会社だったので、少なからず情報を目にしていたのですが、ニュースリリースなどで発表されるような出来事でも、戦略や計画性とはかけ離れた運等でや裏側を聞くと苦労がしのばれます。

特に市場の勃興や、タイミングに大きく左右され、特異な成長をたどった同社ならではのエピソードや苦労、役得などは興味深い物がありました。

渋谷ではたらく社長の告白